シックハウスの予防対策について、職人として個人的な見解を語らせていただきます。

以前は「ホルムアルデヒト(環境ホルモン)」が原因だと言われていましたね。
現在では、私の知る限りそのような薬剤を使用している建材はありません。

作っても売れませんからね。当たり前です。

しかし、個人的な見解として、言いたいことはあります。
ですが、こういう場で声を大にして言うことはできません。
察して下さい。

だから目先を変えて、シックハウスの予防対策について少しお話しします。

「濃い」環境ホルモンを浴びると人体に良くない

「ある種の環境ホルモンが人体に対して悪影響を及ぼす。」と言われています。
では、どのような状態が悪いのか?

一口に「環境ホルモンが良くない。」と言っても、微量であれば、それほど人体に影響はないと言われています。

つまり、「『濃い』環境ホルモンを浴びると人体に良くない。」と言うことです。まるで、放射能のようですね。

新しい建材や家具などからは、微量な環境ホルモンが常に放出され続けています。
そして、密閉された部屋では、環境ホルモンの濃度が高くなっていくことは自明です。

この、濃い状態になった部屋で過ごすことが人体に対してよろしくないと言えます。

ちなみに、新しい建材や家具などから出る環境ホルモンの放出量は、時間とともに徐々に少なっていくそうです。

環境ホルモンの濃い状態を実感

ちなみに、この「環境ホルモンの濃い状態」というものを実感したことがあります。

それは、夏場に行われた、新築マンションでのことでした。
私は「ダメ直し」という作業をしていました。

「ダメ直し」を簡単に説明すると、ほぼ完成状態の現場で、仕上がり不良や傷補修をする作業です。
つまり、出来立てホヤホヤ、あたかも湯気が出ているような状態の現場で作業をします。

そういう現場で、その日初めて部屋のドアを空けると、何か異様な感覚を覚えます。
言葉では上手く説明できませんが、部屋の空気が異様で「なんかヤバい」と本能的に感じます。
そのまま作業をすると気分が悪くなるので、直ぐに窓を全開にします。

おそらく、あの異様な空気が「環境ホルモンが濃い状態」だったのでしょう。

外出から帰ったら、換気をする

リフォームをした後は、濃い状態の環境ホルモンを長時間浴びないように、意識的に換気をするなどの工夫をしましょう。

また、「外出から帰ったら部屋の空気を入れ替えるような換気をする。」と言う事が大事だと思います。

ちなみに、「外出時でも常に窓を開けて、扇風機でも回しておく。」と言う方法もあります。
かなり効果的だと思いますが、現実的ではありません。

そのような生活をする期間は最低一ヶ月

「そのような生活をする期間は?」 という疑問が浮かぶでしょう。

工事の規模にもよりますが最低一ヶ月は見るべきでしょう。
ちなみに、あくまで個人的見解です。

ある実験では、フルリフォームをした現場で毎日環境ホルモンの数値を測ったところ、基準値以下になるまでに一か月かかったそうです。
業務用大型扇風機を使用して強制的に換気をした上でのことです。

そして、「これをやれば絶対に解決する。」とは私は思いません。
あくまで、「方法の一つ」「参考にしてください」と言うことです。

職人仲間でシックハウスになった人を見たことがない

余談として、あくまで職人のたわごととして、聞いてください。
私は我々職人仲間でシックハウスになった人を見たことがありません。

でき立てホヤホヤの新築現場などでは、部屋に入った瞬間から不快感を感じることがあります。
にもかかわらず、自分も含め周りの職人で体調を崩す人はいませんでした。

同じ人間ではないのか?
「バカは風邪ひかない」的な人間なのか?(笑)

汗には解毒作用がある

以前、まだネットがなかったころに、図書館でアレルギーや有害物質について調べたことがあります。
その際に「水銀」に関しての以下のような記載がありました。

参考文献

古くから自然界に水銀があり、魚の体内には少なからず水銀が含まれていて、人はそれを食していたそうです。

ですが中毒にはならなかったとありました。

その要因は「汗」だそうです。「汗には解毒作用がある。」とのことです。

大昔(江戸時代)の生活環境において、自然と汗をかく生活をしていたから中毒にならなかった。


このことから、エアコンがないような現場で、汗だくで働く職人だから、シックハウスにならなかったのかもしれません。

私自身、強烈な環境ホルモンを浴びていた実感がありましたが、なんともありません。

※この話しは、根拠がしっかりしているかどうかはわかりません。
私の疑問に対して、すごく都合に良い仮説であったので記憶しているだけです。

まとめ

ざっくり言うと、「工事後は部屋の換気を意識的にして下さい。」と言う事です。

特に、外出から帰った際は「部屋の空気を入れ換える様な換気をして下さい。」と伝えたいです。

ポリバレンテでは、工事後に必ずこの話をお客さんにします。

「壁紙施工後の臭いについて」のページで、又別の「換気する理由」を紹介しています。

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