江東区で古い店舗兼事務所をリフォームした事例です。
「それほど予算は掛けられない。」という中で、できるだけ中身のある工事をしました。

なお、ポリバレンテは事務所の工事はもう受け付けません。
詳しくは「店舗・事務所はやりません」をご覧下さい。
ですから、このページは「ああ、こういうこともできるんだなぁ。」と言う視点でご覧下さい。
お客さんの要望
お客さんの要望は以下の通りです。
- 予算がないんだよね
- 荷物がこれ以上片付けられないんだよね
- 大分古い建物で、あちこち傷んでいるんだよね
- でも、完全に修繕しなくて良いよ
- そのまま壁紙とかで隠して
- 全体的にきれいに見えれば良いよ

お客さんの要望をざっくり言うと「あんたに任せるから、上手いことやってくれ!」ということです。
こういう依頼は、困ることも多いですが、正直嫌いではありません。
楽しみです。
リフォームで激変
天井を塗装し、壁紙を貼り替えて、床にウッドタイルを貼りました。
壁紙はお客さんが決めています。
- 壁紙は濃いグリーンとパステルグリーンの2色使っています
- 床はダーク系のウッドタイルです
- 巾木は黒色で通常より幅広のものを取り付けました
- 各所に黒いアングルを取り付けたり、黒で塗装をしましました
間取り変更や大きな造作をせずに、表面的なリフォームで激変しました。
働く人や来客される方にも良い店舗兼事務所になったと思います。




壁が傷んでいる

壁の下地にコンパネの箇所があり、古いので表面が劣化して傷んでいました。
もう、どうにもなりません。
そこで、「袋貼り」で対応しました。
これで、予算を掛けずにフラットな仕上がりになります。
(技術料は取りますよ!特別な芸を見せたんだから。)

「袋貼り」については「『紙』で壁穴を補修」で解説しています。
床は全体的に下地を補修

床は全体的に下地を補修しました。
荷物を動かしながらの作業でしたので、時間と手間が掛かりました。
※必要最低限の作業であり、真っ平らにはできません。
壁と天井がヤバい

この事務所は、(お客さん曰く)実は2つの建物がくっついています。
その繋ぎ目部分が経年劣化でヤバいことになっていました。
そこで、とりあえずパネルを貼ってやり過ごすことにしました。
また、その隣の扉はスムーズに開閉できない状態でした。
そこで、扉をカットしてストレスなく開閉できるようにしました。

パネルのおかげで、「エアコンの効きが良くなった。」とのことです。
冬は寒くて辛かったそうです。
階段にもウッドタイル

階段もウッドタイルで仕上げました。
ノンスリップも取り付け、革靴でも安心です。
巾木もキマッています!
ノンスリップはウッドタイルの剥がれ防止の意味もあります。
棚やコンセントなどを黒く塗装

棚を塗り直し、コンセントなども黒く塗装しました。
その他、塗れそうな所は黒くしました。
ちなみに、背面は絵が描いてある鏡です。
「パブミラー」というものでしょうか。
知らんけど。
黒いアングル

各所に黒いアングルを取り付けました。
ダーク系のウッドタイルと黒い巾木で仕上げたので、室内が引き締まります。
料金について
今回の料金は勘弁して下さい。
ポリバレンテは住宅の職人なので、店舗や事務所の見積もりが下手なんです。
赤字でやったわけではないですが、こういう場で料金を示せるほどの、ポリバレンテの見積もり能力がありません。
多分、私が出した見積もりより、1.5倍から2倍請求するのが適正料金だと考えています。
まとめ
まぁ、なんやかんやといろいろと作業をしました。
そのおかげで、かなり変わりました。
明るく、きれいになりましたね。
同系色の壁紙を上手に使い分けていて素敵ですね。
床をダーク系のウッドタイルで施工しました。
それに合わせ、各所の塗装やアングル・巾木を黒く仕上げたことで引き締まった印象があります。
お客さんも満足していました。
この現場は、元々スナックだったそうです。
それを身内が簡単なリフォームをして、店舗兼事務所として使っていたとのことです。
そのせいか、普通の現場ではなく、いろいろと工夫が必要でした。

ちなみに、このお客さんは、今回のリフォームをきっかけに、従業員を増やし、今では3号店まであります。
驚きですね!
凄いですね!
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